新古書店(しんこしょてん)とは、比較的近年に出版された本(新古本)を売買する日本の古書店の事。
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1 特徴
2 出版不況との関係
3 主な新古書店チェーン
4 関連項目
[編集] 特徴
売買対象は主に漫画や文庫本など大量出版され希少価値の低い書籍である。稀少本や専門書も取り扱わない事もないが、古書市場に比べてかなり低い価格で取り引きされる(後述)。それを利用して従来型の古書店が「仕入先」にしている事があり、背取りを行う者も存在する。しかしそれは極稀なケースで、買取は本の外観を重視しているので希少本でも破棄されるケースがほとんどである。買い取った本は必要に応じてクリーニングを施して販売する。
売買対象は書籍に限らず、音楽CDや映像ソフト、ゲームソフト等も併せて取り扱っている店舗が多い。これらも古書同様に、古いタイトルについては専門の中古店と比較して大幅に低い価格で取引される。
新古書店も古物営業法により、買取には本人確認が義務付けられている。ただし1万円以下の買取については免除されている。この事が書籍の万引き被害が増える一因となっているとの批判もあり、店によっては1万円以下でも自主的に本人確認したりするところもある。
店舗は比較的広く清潔感を心がけた内装で、古書特有の臭いを抑える対策も施されており、従来型の古書店よりむしろコンビニや新刊書店に似ている。主な客層は中高生で、彼らの人口が多い郊外のベッドタウンに立地している事が多い。立ち読みもある程度許容されている。
経営方法としては、在庫管理のコストを徹底的に削減するために一風変わった方法が取られている。
従来の古書店では古書市場での相場や自らの鑑定眼を元に値付けを行うため店主が古書に精通している必要があるが、新古書店ではこれを行わず、商品の種類・出版年月・本の状態等を基準としてほぼ一律に価格を定めて値付けの手間を省いている。
こうした方法により非熟練労働者でも店舗運営が可能となり、コストを抑えて利益を上げられるようになっている。 これは初期の成功には貢献した。しかし、単品管理の欠如ゆえにITを活用しての高度な在庫管理システムも採用出来なくなっており、近年ネット古書店との競争において遅れを取る原因ともなっている。
フランチャイズとして展開している事が多いが、充分なノウハウもないままにフランチャイジーを募集して不当にロイヤリティを得ているとの批判を受ける事がある(詳細はフランチャイズを参照)。
[編集] 出版不況との関係
詳細はブックオフを参照
新古書店は1990年代を通じて増加傾向にあり、新刊本も安く大量に販売して新刊書店と競合するようになったため、出版業界からは出版不況の一因としてしばしば次のような批判を受けている。
新刊も古本として大量に出回っているせいで作家と出版社には利益が回収できない。このため新たな作品を生み出す資金が回らなくなる事がありえる。
盗品の換金窓口になりうるため、新刊書店での万引きを誘発しているのではないか。(特に新古書店近隣の新刊書店が被害に遭うことが多く、最悪の場合閉店に追い込まれる場合もあるとされている)
反論として、
著作権法では、著作物が譲渡された時点で譲渡権は消尽されるとされているので(消尽理論)、古本は自由に売却できる。利益を回収したいのなら、新刊時に利益を乗せればよい。
古本は所有権によって保護された私有財産であるから、所有者の意思によって自由に処分することができる。
本来なら捨てられるはずだった本が、他人の手に渡り有効に利用される。環境に優しい。
比較的最近の本が安く入手出来る
希少価値を考慮しないため、思いがけない本が安く売られている場合がある
など、利用者にとってのメリットが主張されている。
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また、
新古書店で旧刊を手に取ったのをきっかけに新刊書店で同じ作家の最新刊を買うといった、眠っていた需要を喚起している
返本も(二束三文とはいえ)買い取ってくれるので、出版社にとってもありがたい
といった面もあり、作家と出版社にとっても必ずしもすべてマイナスという訳ではない。
万引きの換金窓口になっている、という主張については「買い取り価格は高くても定価の10%程度。割りに合わないのでは?」「万引き被害は小売に共通の問題。リサイクル店に責任転嫁するのはいかがなものか」との声もある。ただし、万引き被害が原因と見られる廃業が書店業に多い傾向があり、また、規模の面でも他の商品とは比較にならないほど巨大な中古市場が形成されているという点も指摘されている。
出版業界も手をこまぬいて見ているばかりという訳ではなく、様々な対抗策も取っている(同様の行動はCDやゲームでも見られる)。
電子書籍の展開。データ売買には新古書店を介さない。
損耗しやすい素材・方法で出版して、古書に出回るのを防止する。特にベストセラーでよく見られる。
漫画雑誌と同じ再生紙を使う。
劣化しやすいカバーを使う。
おまけを付ける。漫画に多い。
ベストセラーの廉価版(文庫)を早い時期に出し、新古本と競合させる。
古い書籍の再版。(例:漫画文庫、コンビニコミック)
古物(こぶつ)とは、既に一度消費者によって利用されたものが何等かの理由により手放され、再び売りに出されている工業製品などのこと。「中古(品)」(ちゅうこ(ひん))やセコハン(secondhand)、ユーズド(used)ともいう。
販売はされたが、一度も利用されずに再び売りに出されたものは俗に「新古(品)」(しんこ(ひん))という。反対語は工場から出荷されたままの状態であり、メーカーによる品質保証のついた状態で販売される新品である。
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1 法定義
2 概要
2.1 新古品
2.2 広義の中古
3 社会と“中古”品
3.1 中古白物家電
3.2 中古パソコン
3.3 自動車・住宅等の耐久消費財
4 中古の交通信号機
5 中古品の問題点
5.1 中古自動車
5.2 中古ゲームソフト
5.3 中古電気製品
5.4 中古パソコン
5.5 中古住宅
6 関連項目
7 外部リンク
リフォームマンション
[編集] 法定義
法律上の古物は、古物営業法第2条で次のように定義される
一度使用された物品(鑑賞的美術品及び商品券、乗車券、郵便切手その他政令で定めるこれらに類する証票その他の物を含み、大型機械類(船舶、航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。)で政令で定めるものを除く。以下同じ。)若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたものをいう。
古物については、施行規則第2条で次のような分類がある
美術品類(書画、彫刻、工芸品等)
衣類(和服類、洋服類、その他の衣料品)
時計・宝飾品類(時計、眼鏡、宝石類、装身具類、貴金属類等)
自動車(その部分品を含む。)
自動二輪車及び原動機付自転車(これらの部分品を含む。)
自転車類(その部分品を含む。)
写真機類(写真機、光学器等)
事務機器類(レジスター、タイプライター、計算機、謄写機、ワードプロセッサ、ファクシミリ装置、事務用電子計算機等)
機械工具類(電機類、工作機械、土木機械、化学機械、工具等)
道具類(家具、じゅう器、運動用具、楽器、磁気記録媒体、蓄音機用レコード、磁気的方法又は光学的方法により音、影像又はプログラムを記録した物等)
皮革・ゴム製品類(カバン、靴等)
書籍
金券類(商品券、乗車券及び郵便切手並びに古物営業法施行令 (平成七年政令第三百二十六号)第一条 各号に規定する証票その他の物をいう。)
ここでは、一般に中古品市場が形成されている、主に上記の古物(金券類は除外)に加え、中古住宅などの建築物についても触れる。
[編集] 概要
これらの工業製品は、過去に一度、誰かしら手によって利用されていた事が在るため、新品に比べて汚れや傷・磨耗等が見られ、製品の品質にやや難があるものの、一定の機能が問題無く動作する物とされる。主に新品の製品がある程度高価な耐久消費財などでは、中古品の製品を扱う市場が存在している。これらを専門に扱う業者は一般に古物商と呼ばれる。
ある程度の機能的な欠陥(磨耗や汚損・風化によるもの)が見られる場合もあるが、特に高価な耐久消費財ともなると、新品では手が出なくとも、機能的な問題が在るために値引きされて販売されているこれら中古品なら、何とか買える場合もあるため、これを好んで利用する消費者まで見られる。実用分野の中古品は、多少の問題があろうとも安価な入手手段を求める需要で市場が形成されるが、趣味の分野における中古品は異なる性質を持つ(後述)。
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近年では特に資源の枯渇や環境保全といった理由から、循環型社会の形成が求められ、再使用やリサイクルが重要視されているが、それ以前にも高価な消費財を安価に購入できるとして、家電製品や自動車(中古車)、または住宅(中古住宅、ただし古物営業法の古物ではない)といった物を扱う市場が存在している。大きなものでは、ほとんど法人が対象であるが、中古トラックや中古バスのほか、法律上の古物ではないが、中古航空機、中古船舶などの市場も存在する。
なおコンピュータ等の精密機械製品では、一定時間の動作(エイジング)をさせないと発現しない初期不良の問題もあるため、概ね一ヶ月前後の使用では問題を起こさなかった中古品の場合は、新品よりも不良率が低いケース(勿論、使用環境にもよる)も見られ、特に摩滅が起き難い精密機械に関しては、短期間使用された中古品に限り、新品と然程区別されない・むしろ一部では評価される場合も見られる。
[編集] 新古品
新古品は、まだ一度も使用されていない工業製品では在るが、一度販売されているというやや複雑な事情が絡む。一部では事故品と呼ばれる、運送中の問題によってキズ・へこみ等の問題が発生した物も、これら新古品の範疇で扱われたり、店頭で消費者にデモンストレーションに展示されていた物も新古品として扱われる場合もあるが、厳密に云えばこれらは新古品の範疇としては扱われない。前者は事故品、後者は展示品と呼ばれ、予め断った上で未開封の新品よりも安い価格で販売される。この場合、新品同様のメーカー保証が付けられることが多い。
厳密な意味での新古品は、一度は納入・開封されたものの、何等かの理由(契約破棄など)ですぐに梱包されなおされたり、購入して梱包状態のまま保管していたが、使われることも無く不要品として売却されりした物などである。とりわけ、自動車で販売店(ディーラ)が販売ノルマ達成のために、試乗車などの名目で自社登録を行った車両が、走行距離数十キロの新古車として中古車市場に流れることが多い。
これら新古品では、動作されないまま専用の倉庫ではない場所に保管されている場合が多く、また潤滑油や使用期限が設定されている部品などの劣化が見られる場合もあるため、何等かの問題が発生する可能性がある。場合によっては付属品に不足がある場合もあるため、購入には注意が必要である。
[編集] 広義の中古
一種のファッションとして、古い工業製品の持つ意匠や、ある程度使い古された風合いが好まれる様式があり、製造中止となった自動車をスクラップから再生するレストア産業や、着古された衣服を売買する古着商もある。
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こういった既に生産の終了した製品の価値は、現在新品で手に入る製品で代替できないケースが多く存在する。アンティーク家具や古着、あるいは絶版となった書籍や映像等に代表される、ある時点において中古品としてしか手に入らないものは、希少価値が付いて新品の同等製品よりも遥かに高い値段で取引されることがある。
例えば、レトロフューチャーないしダサ未来的な物品は1960〜1970年代に盛んに製造されたが、こういった製品群は2000年代に於けるデザインセンスとは全く異なった方向性に邁進していたため、2000年代においてこれらの「未来的なデザインの製品」は「来なかった(またはまだ来ていない)未来的デザイン」で極めて個性的である。そのため当時の中古家具や家電製品を蒐集する愛好家や、それら愛好家に対してレストアした製品を販売する業態も存在する。こういった市場では、状態のよい製品が限られるため、人気デザイナー(→インダストリアルデザイナー)の既に絶版となった作品(製品)ともなると、椅子やテーブルと言った同じ用途の現存製品群から頭一つ飛び出た価格であることも珍しくない。
また使い古された生活民具などはアンティークの範疇で人気があるが、これは幾人もの消費者の手を経ている事もあり、単に中古とは言われない場合がある。
[編集] 社会と“中古”品
中古品は上に挙げたとおり、ある程度高価な工業製品であれば、一定の市場が存在するが、中には様々な理由により、中古市場が上手く機能せず、全般的に低調な市場も存在する。