日産自動車は2007年10月28日、同社人気モデルである「マーチ」の誕生25周年を記念して、マーチオーナーを特別招待したイベントを日産追浜工場で開催した
シビック 中古車を200名招待、交流を深める
ウェブ上で応募し、当選した200名のマーチオーナーを始め、初期マーチCMに出演した近藤真彦さん、スペシャルゲストの国仲涼子さん、現在オンエア中のCM曲を歌う二階堂和美さん、次回作のCMに出演する梅澤レナさん、同社COO 志賀俊之氏らが参加。会場には歴代のマーチと、2007年11月発売のマーチ25周年記念特別仕様車3種類が展示された。
オデッセイ 中古車は、2007年9月末にオープンしたテストコース「グランドライブ」にて、追浜工場のマーチ187台で完成させた国仲涼子さんプロデュースの巨大マーチアート。カラフルなボディカラーで1台の大きなマーチが型作られると、ギャラリーからは歓声が上がった。また、近藤真彦さんを先頭にオーナー自身のマーチが連なって、「グランドライブ」を1周するマーチ記念パレードなども開催された。
プリウス 中古車にはCMに登場する「しましマーチ」や「花咲きマーチ」などレアモデルも展示されファンの人気をさらっていた。25年もの長い間愛され続けてきた「マーチ」を通じ、ファン同士の交流が深まる貴重な機会となった。
レガシィ 中古車からスタートした三菱自動車の再生計画もいよいよ残り1ヵ月を切った。現在ポスト再生計画の策定も大詰めだが、課題は積み残されたままだ。
「(黒字定着の)確かな手応えを感じる。つぶれそうだった時期を考えると隔世の感がある」
カローラ 中古車や米国での強引な金融販売が引き金となり、経営危機に陥った三菱自動車。残すところ約1ヵ月となった、その再生計画(3ヵ年)について、益子修社長はこう評する。
確かに、明るい話だ。が、益子社長の表情からは緊張感が消えることはない。それも当然。ポスト再生計画の策定が大詰めを迎えているからだ。関係者いわく、発表は2月29日の予定である。
じつはこのポスト再生計画、当初は「昨年秋にも発表する」と三菱自動車の首脳陣が公言していたものである。
クラウン 中古車が、現時点でも未発表のとおり、策定作業が遅れに遅れ、ついに越年。しかも、予定の期日に発表できたとしても、画竜点睛を欠くものになりそうだ。
というのも、現時点での情報によれば、まずなにより懸案され続けてきた資本政策、つまり、優先株の出口処理が織り込まれそうにないのである。
パジェロ 中古車のとおり、2004年以降、三菱自動車は再建資金調達のために三菱グループ各社に対し、約6300億円の優先株を発行、いまなお4400億円を超える優先株が残されている。2009年度に始まる優先株配当は約220億円と大変に重い。かといって、仮に優先株がすべて普通株に転換されると約90億株にもなり、株式の
ステップワゴン 中古車により、既存株主からの反発は免れない。その対応策を、なるべく早急に市場に提示する必要があるが、「三菱グループ各社の(首脳)人事が確定しないと決められない」(関係者)。早くとも6月以降にずれ込むとの見方が支配的だ。
セルシオ 中古車なく閉鎖も困難米国工場の稼働率問題
事業構造上の課題も積み残されそうだ。たとえば、北米事業。大型セダンなどを生産する米国工場は昨今の原油高の折、小型車ブームで失速。低操業にあえいでいる。もともと二直で22万台体制。これを一直で11万台体制に半減、さらに減損処理で止血したが、それでも稼働率は7割。さらに、米国景気の減速感により、販売台数も減少傾向にある。
ロードスター 中古車、買い手を探したこともあるが、三菱自動車の米国工場は、全米自動車労組(UAW)の牙城。買い手は容易には付かない。閉鎖も検討されたが、「閉鎖に伴う費用は訴訟費用も含めて5000億円以上と試算され、諦めた」(三菱グループ関係者)。
当面、改善の余地が見えないにもかかわらず、ポスト再生計画でも抜本的な解決策は提示されない見通しである。
スカイライン 中古車では、前回のように事業提携や新車投入計画などの具体的な商品戦略についても触れられそうもない。「事業が回復基調のなか、開示する必要がない」(関係者)というのが理由だが、開発車種を絞っているなかで、主立った新車はすでに出尽くした感がある。「もう目玉となる新車がないのでは」という邪推の声も業界内からは聞こえてくる。驚くべきことは「資本政策を含め、より突っ込んだ計画は先送りし、2段階に分けて発表する」(関係者)との声も漏れ伝わってくる点だ。
エルグランド 中古車にあえいでいたオーストラリア(豪州)工場の閉鎖(3月末予定)など、ポスト再生計画を待たずして、抜本的対策に踏み込んだものもある。同工場は一直体制に落としても稼働率はわずか3割。あるアナリストは「あまりにも遅過ぎた」と指摘する。「豪州工場は過去10年間で1500億円もの赤字を垂れ流していた」(関係者)のだ。
アルファード 中古車では、ポスト再生計画はロシア工場の建設や豪州工場の閉鎖、電気自動車の投入など既報内容の寄せ集めになりそうだ。
また、今年度までの再生計画も「黒字体質の定着化」は実現したが、よくよく見ると、バーが下がっている。当初に首脳陣が「下振れを排した必達目標」と発表した2007年度当期利益の数値目標は410億円だったが、実際には200億円にとどまる見通しだ。
インプレッサ 中古車の“三すくみ” 懸念される経営の迷走
そもそも三菱自動車の悲劇は、海外売上高が8割近くに達しているのにもかかわらず、主力車種の大半が国内フル稼働で生産され、輸出されている一方、米国や豪州といった現地生産の車種が売れないという生産と販売が乖離した歪な構造に陥ってしまったことである。
ノア 中古車に、改善点はある。
たとえば、独ダイムラーからの受託生産が中止されて稼働率が落ちているオランダの欧州工場は、わずかだが、糸口を見出しつつある。今年後半から国内工場でフル操業の状態にあった「アウトランダー」の生産を2万台分移管されるからだ。
また、強いていうなら、赤字だった日本国内事業が黒字化するメドがついたことは明るい兆しだろう。
エスティマ 中古車の統廃合に加え、従来のような軽自動車の採算性を無視した販売をやめたことで、利幅の大きい軽自動車以外の車種比率が30%から40%に改善する。25万台規模でも採算が取れる体制が整った(今年度の予想販売台数は22.8万台)。
ハリアー 中古車を筆頭とする新興国も期待の材料だ。ロシアでは昨年は10.1万台(前年度比46%増)を売りさばいた。日系メーカーでは、トヨタ自動車(16万台)、日産自動車(12万台)に次ぐ規模だが、現地販売代理店「ロルフ」の強力な販売力の恩恵を受け、トヨタを凌ぐほどのブランド力がある。ロシア工場が稼働すれば、販売台数が伸びる可能性はある。
ジムニー 中古車の落ち込みを急成長する新興国市場でカバーするという戦略は、トヨタやホンダ、日産といった大手に共通する戦略であり、目新しさはない。規模ではるかに劣る三菱自動車が生き残るためには、プラスアルファが必要だ。
たかが、ポスト再生計画の発表かもしれない。
ワゴンR 中古車が万事。三菱自動車は大型増資以降、三菱重工業、三菱商事、三菱UFJフィナンシャル・グループに再生が委ねられた。これら3社は、グループ内でも“三竦み”といわれ、微妙なパワーバランスにある。それが三菱自動車の経営にも持ち込まれ、これまでも3社の利害調整で物事が進まないという状況が見られた例は枚挙にいとまがない。くれぐれも、船頭多くして船山に上るという事態は避けなければならない。